FP家計ナビ。 代表吉原健壱

1位:医療保険

病気になった時に最低限の保障がないと困りますよね。各会社ごとにたくさんの種類があり、その中から自分にとってピッタリの補償のものを選ぶのは大変です。また新しいものが次々開発されていきますので、どの商品がいいかは、また別の機会にご紹介しますね。話を戻しますが、若くてもガンなどの病気にかかってしまうと加入の条件が厳しくなり、月々の料金が上がってしまうこともあるので、今のうちに入っておいた方がいいということで1位にしました。

2位:収入保障保険

まず最初に、共働きの夫婦には基本的には加入しなくていいと思います。なぜなら相手の収入がなくなっても生活を維持することが可能だからです。ただし、夫の収入がないと今までどおりの生活が維持できないというのであれば、子供が生まれたタイミングで考える必要があります。どのくらいの金額が必要かは今の生活状況や収入などによって変わりますので、ファイナンシャルプランナーなどのプロに相談しましょう。

3位:終身保険

主な使い方はもしもの時の法事の費用としてです。保険金額は200万円ぐらいで充分だと思います。もしもの話になりますが、あなたの大事な人に急な不幸が訪れてしまった時には、お葬式などの法事をすることになると思います。あなたの大事な人が貯金をしていたとしても、遺産分割協議が終わるまでは、口座が凍結されてしまい引き出すことができないため、その貯金を使うことをできません。ご自分の親が亡くなった時のことを想像してみてください。親の貯金を使うことができず、自分たちの貯金は教育費とかがかかっていて、あまり手元にないとします。最悪の場合、銀行などから借金をしなくてはならないのですが、お金を借りるのにも通常は1ヶ月くらいかかります。ただでさえ悲しいときに、お金に振り回されるのはしんどいと思います。子供が生まれるということは夫婦の人生設計もそろそろ固まってくるだと思いますので、一度検討してみることをオススメします。

4位:所得補償保険

ケガや病気などで働くことができなくなった時に実家を頼ることができない、また国民健康保険に加入しているという方は検討した方がいいかもしれません。この条件に当てはまる場合には、働けなくなると収入がなくなり、生活を維持することが難しくなるからです。

同じく優先順位4位の傷害保険はスポーツをする方はオススメです。ケガをしてしまった場合には治療期間中にお給料代わりにお金をもらえるというメリットがあります。医療保険は入院もしくは通院しないと保険金を受け取れないため、入院日額を1万円などに増やして対応するという考え方は危険なのでご注意ください。

※このランキングは夫婦向けのものなので、子供の教育資金の積立については別の記事にてご参照ください。