FP家計ナビ。 代表吉原健壱

こんにちは。
北見で保険のアドバイスをするファイナンシャルプランナーの吉原です。

  • 優先順位1位:医療保険・ガン保険
  • 優先順位2位:終身保険
  • 優先順位3位:収入保障保険
  • 優先順位4位:所得補償保険、傷害保険

優先順位の1位の医療保険は病気になった時に最低限の保障がないと困ります。これは独身時代と変わりありません。優先順位の2位の終身保険はもしもの時の法事の費用としてです。保険金額は200万円ぐらいで充分だと思います。もし、終身保険がないと相手が法事をすることになると思います。ただ、いくら相手が貯金をしていたとしても遺産分割協議が終わるまでは、その貯金をそのまま使うことができません。早くに入っておくと毎月支払う保険料が安くなるため、将来の家づくりや教育費などの負担が軽くなりますので、早めに入っておくのもいいかもしれません。

優先順位3位の収入保障保険についてです。まず最初に、共働きの夫婦には基本的には入らなくていい保険だと思います。なぜなら相手の収入がなくなっても生活を維持することが可能だからです。優先順位2位のところでもお話ししましたが、死亡保険は法事の費用分だけ加入しておけば充分だと思います。逆に奥様が専業主婦の場合で、もしも夫が亡くなってしまったとしても働きたくない、又は働けないというのであれば、ある程度の生活資金分を収入保障保険で残しておくことが必要です。

優先順位4位の所得補償保険についてです。こちらは条件があります。働くことができなくなった時に実家に帰れない、家賃を払えないなどの場合です。会社が社会保険・共済に入っておらず国民健康保険を払っているという方には必要です。この条件に当てはまる場合には、働けなくなると収入がなくなり、生活を維持することが難しくなるからです。

同じく優先順位4位の傷害保険はスポーツをする方はオススメです。所得補償保険と同様に治療期間中は保険金をもらえるというメリットがあります。医療保険は入院もしくは通院しないと保険金を受け取れないため、医療保険の入院日額を増やして対応するという考え方は危険なのでご注意ください。