FP家計ナビ。 代表吉原健壱

 独身時代に入っておくといい保険とは?

  • 優先順位1位:医療保険・ガン保険
  • 優先順位2位:終身保険
  • 優先順位3位:所得補償保険、傷害保険

優先順位の1位の医療保険は病気になった時に最低限の保障がないと困るからです。優先順位の2位の終身保険はもしもの時の法事の費用としてです。保険金額は200万円ぐらいで充分だと思います。もし、終身保険がないとご家族が法事をすることになると思います。ただ、いくら貯金をしていたとしても遺産分割協議が終わるまでは、この貯金を使うことができません。特にずっと独身の場合には受取人をご兄弟などにしておくことで、亡くなった後に迷惑をかけることがなくなります。「立つ鳥跡を濁さず。」です。この優先順位1位と2位の保険は結婚した後もそのまま使えます。早くに入っておくと毎月支払う保険料が安くなるため、早めに入っておくのもいいかもしれません。

優先順位3位の所得補償保険についてです。こちらは条件があります。働くことができなくなった時に実家に帰れない、一人暮らしをしていて、会社が社会保険・共済に入っておらず国民健康保険を払っているという方には必要です。この条件に当てはまる場合には、働けなくなると収入がなくなり、生活を維持することが難しくなるからです。

同じく優先順位3位の傷害保険はスポーツをする方はオススメです。所得補償保険と同様に治療期間中は保険金をもらえるというメリットがあります。医療保険は入院もしくは通院しないと保険金を受け取れないため、医療保険の入院日額を増やして対応するという考え方は危険なのでご注意ください。