FP家計ナビ。 代表吉原健壱

こんにちは、北見で保険、資産運用の相談を受けているファイナンシャルプランナーの吉原です。今回は家族の外食費の平均値についてお伝えします。実際の自分たちの家計費と今回のデータを見比べることで、今の自分たちが無駄遣いをしているかが把握できますよね。さらに、外食費を節約する3つのコツを公開しましたので、できそうなことから始めてみてはいかがでしょうか?

外食費の平均値

2015年1月17日の日経新聞にてアンケートを取って、掲載されていたのでご紹介します。

家族の外食費、家族全体だと1ヶ月あたりの金額はこのようになっているようです。

1位 5,000円以上1万円未満 32%

2位 5,000円未満      28%

3位 1万円以上3万円未満    26%

4位 3万円以上          6%

5位 外食しない          8%

という結果だったそうです。
1位と3位を見ると、ほとんど差がないところが面白いですね。

一方、3位と4位の差が大きく開いていますね。
毎月平均で3万円以上使っている場合は、まずそこから見直してみるとよさそうですね。

支出の平均をどこまで信じる?

さて、先ほど外食費の支出について統計が出ていましたが、あなたはどこまでこの数字を信頼しますか?

私はこの平均値にそこまで縛られないで自分たちの生活スタイルを決めていいと思います。

なぜなら、答えた人の収入がわからないからです。

ぱっと見た感じでは、月1万円未満が全体の半分を占めていて、「みんな節約しているんだなぁ。」と思うかもしれません。

ですが、今回のアンケートに対して、答えた方の収入が月15万円だとします。だとすると、月1万円って多いですよね。

月の手取の収入に対して、食費の割合は外食を含めても10%以内にしておくべきというのが、ファイナンシャルプランナーの考え方です。

こういったアンケートに左右されることなく、自分はどうなのかを見るのが一つのポイントですよ。

外食費を節約する3つのコツ

何とか外食費を節約したいですよね。
では、どのようにしたら「節約できる3つのコツ」についてお話します。

節約のコツ その1 目標を決める

こんなお話を聞いたことがありますか?
同じ距離を走らせたのですが、疲労度に大きく違いが出た事例あります。

それは、ゴールを伝えた場合とゴールを伝えなかった場合だと、ゴールを伝えた場合の方が、疲労度が低かったのです。

同じように、何のために節約をするのか、節約をすることでどんな素晴らしい未来が待っているかを目標・ゴールとして設定することで、我慢するという感覚から解放され、目標の未来に一歩一歩進んでいるという気持ちにシフトできます。そのためにも、目標・ゴールをメモ書きし、お財布の中に入れておくなど、普段から目に入る位置で見れるようにしておきましょう。また、月に一回は書き直すとさらに効果的です。

節約のコツ その2 回数を決める

まずは、毎月何回までか回数を決めましょう。
回数を決めておくことで、ノリで外食に行く回数が減りますので、節約につながります。

節約のコツ その3 上限金額を決める

次に上限金額も決めておきましょう。いくら目標回数以内でも、金額を超えてしまっては意味がありません。もし金額を把握できないのであれば、外食の分のお金を別のお財布や封筒などに入れておくと把握しやすいので効果的です。