FP家計ナビ。 代表吉原健壱

遺言書を書くことによって、財産の分配だけでなく、亡くなった後のあなたの想いを伝えることができます。

では、どんなことを書き遺す事ができるのでしょうか?

① お母さんに充分な財産を残してあげて、老後の事は信用できる専門家に成年後見人になってもらい、老後を安心して過ごさせてあげたい。

② 先祖代々やっている農業財産を、農業を引き継ぐ子供に全部あげたい。

③ 付き合いのない親戚より、お世話になった友人に財産をあげたい。

④ 信じている宗教に寄付したい。

⑤ 永代供養してほしい

⑥ 祖先の祭祀は、この人にお願いしたい。

⑦ 大切な結婚指輪は妻に譲りたい。

など、財産の分配だけでなく、想いも遺言書に書き残す事ができます。

上記以外にも、こんなときには遺言書があるととっても便利です。

相続人がいない場合

相続人がいないと、その相続財産は国の物になります。しかし遺言書があれば、親しい友人などにわたすことができます。

遺言書というと、亡くなる準備というマイナスのイメージを持たれる方がいますが、私はそうは思いません。残される家族は、相続によって自分たちがどうなるかはどうしても気になっています。実際にそういった相談者がたくさんいます。ですが、残される側から「あなたが亡くなった時に財産の分配をどうするの?」とはなかなか切り出しにくいです。でも気になっている以上は態度にでることもあるでしょう。イメージしてみてください。居心地悪くないですか?それならば、こちらから遺言書という形で意思表示をすれば、すこしは家族も安心するのではないでしょうか。

遺言書は元気なうちにしか書くことができません。大切な家族がいる、もしくは伝えたいことがあるならば、ぜひ専門家に相談して作成してみてください。